A-5 子ども


「子どもの声を聞く」から始まるボランティアコーディネーション

子どもと大人が共に楽しい活動をするために


対象

・子ども、青少年に関わる児童館等の施設・団体職員、社協職員

・子どもや、中高生世代と現に活動していて、その関わり方に悩んでいる人

・市民活動に参加している人、これから参加をしたい人等、どなたでも

 

定員:30名


 今、地域社会や施設では、子どもの主体的であり、継続的な参加による活動が求められています。

この分科会では、子どもが地域活動へ参加するときの「コーディネーターの関わり方」に着目します。「子どもの声を聞くことの大切さ」「声を受けとめてもらえた子どもの変化(成長)」に関する話題提供から、大人の役割を共に考えていきませんか。また、ワークショップでは、自身の関わり方についても振り返ってみましょう。

 

※この分科会での「子ども」は、中学・高校生の年齢にある「中高生世代」とします。


【講師】

原 京子さん(こどもフォーラム 代表)

子どもといっしょに社会を創る「子どもの参画」の実現を目指し2001年NPO設立。2008年より指定管理により名古屋市児童館館長。児童館運営に子ども参画を取り入れる。2013年石巻市移住し、子どもの権利を柱に子ども参加で運営する石巻市子どもセンターの運営基盤づくりに取り組む。2014年初代施設長となり2016年3月まで運営。その後名古屋に戻りこどもフォーラム設立。「子どもアドボカシー」を日本に取り入れるための普及啓発活動に取り組む。

【ファシリテーター】

阿南 健太郎さん(一般財団法人児童健全育成推進財団 総務部長)

大分県出身。北海道教育大学在学中に国立知的障害児施設でのボランティア、児童相談所一時保護所での勤務を経験し、子どもの福祉に関心を持つ。青少年のボランティア活動推進機関での勤務を経て、2003年より現職。研修、広報、第三者評価、調査研究等を担当。立正大学社会福祉学部非常勤講師。

 

【事例発表者】

佐野 真一さん(港区立麻布子ども中高生プラザ 館長)

学生時代より、地域子ども会のボランティア活動に参加、卒業後も子どもの遊びを支援する仕事につきたいと考えるようになる。杉並区の区立児童館の非常勤職員を1年勤め、 昭和60年に公益財団法人児童育成協会に入社し、国立総合児童センターこどもの城の運営に開館から携わる。平成26年から児童育成協会が指定管理者として運営する港区立麻布子ども中高生プラザの館長として勤務している。野外活動事業、中高生世代事業、ボランティアコーディネーションが専門領域。


[担当]

 ・熊澤 桂子(東京教育専門学校)