A-10 SDGs


ボランティアコーディネーターが推進する『SDGs』

SDGsを活用し、地域での連携をひろげる


対象

・SDGSに関心があるボランティアコーディネーター

 

定員:40名


 だれ一人取り残さないことを誓い、持続可能な社会に変革することをかかげるSDGs。国内では、政府や自治体、企業による取り組みが進んできた一方で、課題もみえてきました。行政や企業の限定的な取り組みになっていないだろうか、市民や当事者の声が届いているのだろうか。

 この分科会では、改めてSDGsができた背景や基本を理解します。加えて、今後ボランティアコーディネーターが、各地域で市民と一緒になってSDGsを推進するための方法について考えます。将来ビジョンを共有し、団体や分野を超えた連携をうみだすきっかけにします。


【講師】

稲場 雅紀さん(SDGs市民社会ネットワーク 政策担当顧問)

90年代に横浜市の日雇労働者の街・寿町で保健・医療の活動に従事。その後、LGBTの人権やHIV/AIDSの活動を経て、2002年からNPO法人アフリカ日本協議会で国際保健に関する政策提言や連携・啓発などの取り組みを担う。2008年のG8洞爺湖サミットに向けて国際協力NGOをネットワーキングした経験を活かし、MDGsの推進のためのネットワーク「動く→動かす」を設立。SDGsの実施とともにネットワークを「SDGs市民社会ネットワーク」に改組し、専務理事など歴任。2019年より現職。

【事例発表者】

石原 達也さん(特定非営利活動法人岡山NPOセンター 代表理事)

 2001年大学生のみのNPO法人設立に参画したことからNPO業界に。活動を続ける中で支援者を志すようになり2003年鳥取市社会福祉協議会に入職。ボランティアコーディネーターを務めた後に転職し、出身地・岡山でNPO法人岡山NPOセンター事務局長に就任(現在、代表理事)。その他、公益財団法人みんなでつくる財団おかやま(理事)、NPO法人みんなの集落研究所(代表執行役)、一般社団法人全国コミュニティ財団協会(理事/事務局長)等の設立に関わる。社会課題と社会をつなぎ、その解決に挑む人たちの支援を生業にさせていただいております。

松下 桂子さん(パルシステム生活協同組合連合会 広報・商品活動課 主任)

 

2002年よりパルシステムの研究部門にて、非営利組織・協同組合論、マーケティング研究に携わったのち、2013年以降は広報業務に従事。「エシカルSDGs広報プロジェクト」事務局を務める。

2017年、パルシステムは第1回ジャパンSDGsアワードを受賞。

永井 美佳さん(社会福祉法人大阪ボランティア協会 常務理事・事務局長)

学生時代に市民活動にはまりこの世界で生きることを決意。複数のコーディネーション機関の事務局勤務を経て、1995年9月より大阪ボランティア協会に入職。主に、市民活動(ボランティア・NPO)のコーディネーション、NPOの組織化やコミュニティビジネス・社会起業の事業化、企業のCSR・社会貢献活動の推進、災害支援などに取組む。2016年4月より事務局長、2019年6月より現職。ボランティアコーディネーション力1級検定合格、准認定ファンドレーザー。


[担当]

・上田 英司(日本NPOセンター)

・松原 慶明(日本生活協同組合連合会)

・文珠 正也(日本協同組合連携機構)