JVCCとは


全国ボランティアコーディネーター研究集会(JVCC)は、ボランティアコーディネーションに携わる人々が、全国からその活動分野を問わずに集い、活動分野や立場を超えて活発な議論や対話を行い、知識や技術を磨くことのできる集会です。

 

詳しくは、日本ボランティアコーディネーター協会サイトをご覧ください。



開催趣旨


 JVCC2020東京の開催に向けて20196月から実行委員会が組織され、議論が重ねられてきました。その議論の過程において、集会のメインテーマが「いま、あらためてボランティアの価値を問う~多様性をチカラに、TOKYOから未来へ~」と決まりました。

 ボランティアコーディネーターが向き合うのは、人々の人格の中にあるボランティアという一側面です。コーディネーターは「ボランティア」という人を探しがちですが、個人が心の中にもっているボランティア性を発見することが求められているのだと、私たちは考えました。それは、「人の中にある多様性をチカラにする」ということです。

 また私たちは、コーディネーターが地域の中に「ボランティア」という姿をした人影を探すのではなく、多様な姿をした一人一人のボランティア性を見つけ出す視線をもつ重要性にも気づきました。それは、「地域の中にある多様性をチカラにする」ということです。

 さらに私たちは、こどもから高齢者まで、あらゆる世代それぞれに課題を抱えるような、孤立しがちな社会においては、課題を抱えつつもみんながもつボランティア性をつなぐのがこれからのコーディネーターの大切な役割になるのではないかと思いました。それは、「社会の中にある世代の多様性をチカラにする」ということです。

 そんな想いをもって私たちが準備してきたJVCC2020東京が、「全国から集まる参加者の多様性をチカラにする」研究集会になることを願っています。

 

全国ボランティアコーディネーター研究集会2020東京 実行委員長 村上徹也

(国立青少年教育振興機構青少年教育研究センター長)



参加対象


以下のような分野で実践経験を積んでいる方、分科会のテーマで課題意識を持って参加できる方

 

 1.社会福祉・介護、教育、環境、国際交流・協力、まちづくり、災害救援など様々な分野で活動する

   NPO・NGO・協同組合で、ボランティア受入れ・活動支援を担当するスタッフ

 

 2.高齢者福祉施設、障害者福祉施設、児童福祉施設、相談支援関連施設などで社会福祉施設で、

   ボランティア受入れ・活動支援を担当するスタッフ

 

 3.病院、医療関連施設で、ボランティア受入れ・活動支援を担当するスタッフ

 

 4.公民館、図書館、博物館、動物園、水族館などの社会教育施設や文化ホールなどの文化芸術施設

   公立公園などの公共空間で、ボランティア受入れ・活動支援を担当するスタッフ

 

 5.小・中・高校、専門学校、大学・短大などの教育機関で、児童・生徒・学生のボランティア学習などを

   推進している担当スタッフ(教職員、学生など)

 

 6.企業や労働組合などで、社員・組合員のボランティア活動参加を支援する担当スタッフ

 

 7.国・自治体などで市民や市民活動団体との「協働」の推進または職員のボランティア活動推進を

   担当するスタッフ

 

 8.社会福祉協議会等のボランティアセンター、ボランティア協会、市民活動支援センター、国際交流協会

   などのボランティア担当スタッフ、ボランティアコーディネーター

 

 9.ボランティアコーディネーターまたはボランティアコーディネーションの研究及び研修・養成

   関わっている方

 

10.地域のさまざまな課題を解決するために市民の参加や組織の連携・協働を促進する役割のスタッフや

   コーディネーター(コミュニティソーシャルワーカー、生活支援コーディネーターなども含む)