A-2 若者


若者ボランティアの「はじめの一歩」を踏み出しやすくするには?

環境保全団体が仕掛ける、体験・学びの仕組みから考える


対象

・高齢化・人材不足に課題を持つ団体・施設のコーディネーター

 

定員:30名


 多くの環境保全団体では活動メンバーの高齢化や人員不足が課題となっており、活動の継続が困難な団体も見られます。活動してみたいと思っている若いボランティア希望者と、若い人に来てもらいたい団体をマッチングする仕組みをもち、3,300人が登録する団体の事例や、森林ボランティアの青年リーダー養成講座を開催し、学ぶきっかけから一歩を踏み出す仕掛けなどの事例をご紹介します。ヒントをもとに、若者が気軽に参加できる仕組みや興味を持ってもらえるような広報など、参加者の現場でも応用できる具体的な取り組みについて考えます。


【事例発表者】

河口 秀樹さん(認定NPO法人自然環境復元協会 理事・事務局長)

認定NPO法人自然環境復元協会(NAREC)は1990年に設立され、ビジョン「多様な生き物と共に暮らす社会」を目指し、国内9,000名超の仲間と共に活動を行っている。同協会が発行する資格「環境再生医」に魅せられ、2005年に資格取得。1年間のボランティアスタッフを経て2006年に常勤職員として入職。2009年、同協会事務局長就任。2018年、理事兼事務局長就任。これまでグリーンツーリズムの事業化支援を行う「ふるさと未来創造プロジェクト」と、都市の環境保全を行う「レンジャーズプロジェクト」を立ち上げる。

 【ファシリテーター・事例発表者】

鹿住 貴之さん(認定NPO法人JUON(樹恩) NETWORK 理事・事務局長)

1998年大学生協の呼びかけで設立された都市と農山漁村を結ぶJUON NETWORK(樹恩ネットワーク)に事務局スタッフとして参画。99年3月より事務局長。その他、NPO法人森づくりフォーラム常務理事、認定NPO法人エンパワメントかながわ理事、認定NPO法人日本ボランティアコーディネーター協会運営委員長、東京ボランティア・市民活動センター運営委員、杉並ボランティアセンター運営委員等様々な市民活動に携わっている。著書に『割り箸が地域と地球を救う』(創 森社・共著)等。


[担当]

 ・浦林 貴子(地球環境パートナーシッププラザ)

 ・矢島 万理(公益社団法人国土緑地化推進機構)