A-3 地域


協働で叶える!住民の住民による住民のための地域づくり

ご近所力を生かしたコーディネート実践から考える


対象

・ボランティアコーディネーター

CSWや生活支援コーディネーター等、地域づくりをすすめるコーディネーター

・住民の立場でボランティア活動や地域活動をコーディネートしている方

 

定員:30名


 昨今、地域づくりをすすめる様々なコーディネーターが配置されていますが、これからの地域づくりにはコーディネーション力を持つ住民との協働が欠かせません。

 この分科会では、「住民ボランティアがコーディネーターとして配置されているボランティアセンター実践」と「住民の立場でコーディネートしているキーパーソン」という2つの事例から、住民と専門職の違い、協働する意義や協働に必要なポイントを読み解き、住民活動が活性化するためのヒントや具体的なアクションについて考えます。


【コメンテーター】

小野 智明さん(横浜創英大学こども教育学部幼児教育学科 教授)

社会福祉協議会にて8年間ボランティアセンターに勤務。現在は大学にて幼児教育や保育者の育成に取り組んでいる。また、社会福祉協議会職員のスーパーバイザーとして、コミュニティソーシャルワーカー育成の取り組みをすすめている。

 

 【ファシリテーター】

 

仲丸 等さん(横浜社会福祉協議会 社会福祉部長) 

 

 

1984年より社協一筋で35年になりました。

【事例発表者】

 

鈴木 恵子さん(NPO法人すずの会 理事長)

1995年、介護経験をきっかけに、PTA仲間5名を中心に、ボランティアグループ「すずの会」設立。介護者のサポート、要介護者、施設入所者、介護者も参加できるミニデイをはじめ、ご近所サークル「ダイヤモンドクラブ」の開催など地域の課題を住民目線で解決するための活動を広げている。2001年より地域ネットワーク「野川セブン」のまとめ役を担っている。20144月、多様化する地域の高齢者問題に対応するため、空き家を借り「すずの家」を開設し、2014年より介護保険改正に伴い新事業として始まる総合事業の川崎市モデルとして受託。20194月「NPO法人すずの会」取得。

 土屋 美津子さん(中野ボランティアセンター ボランティア相談員)

中野ボランティアセンターで相談員をお引き受けして11年目になります。地元地域では、児童館で一緒に活動をしていたメンバーとNPOを立ち上げ、子どもの居場所づくり活動としての遊び場開放やビーズ教室などの事業を行っています。また、地区委員会、町会などでは事業の企画・参加などの活動をしています。

伊平 美穂さん(中野ボランティアセンター 主事)

社会福祉士。2019年よりボランティア相談を担当しています。地域で多様な活動をしているボランティア相談員と一緒に行うボランティアコーディネートは、新たな発見や出会いが満載です。驚きを発見する楽しみに変えることで、自分の世界が広がっていくことを感じています。


[担当]

・松岡 秀世(杉並区社会福祉協議会)

・鈴木 佑輔(世田谷ボランティア協会)

・草野 由佳(中野区社会福祉協議会)