A-4 災害


災害時、地域の力を引き出し、ボランティアの力を活かすには!

日頃の取組から考えるコーディネーション


対象

・ボランティアコーディネーター

・社会福祉協議会職員

・災害時支援活動を行う団体や個人

 

定員:30名


 災害時、住民の困りごと、地域課題を誰とどの様にキャッチし支援につなげていくかが、どのフェーズにおいても大きなテーマとしてあげられます。

 これは災害時に特化したことではなく、社協活動、ボランティア・市民活動などの普段の取組の延長線上にあるものです。

 この分科会では被災地域のコーディネーターを迎え、各フェーズで発生した地域・住民課題の共有から、災害時と日頃の取組の関係性について確認し、災害時でも日常でも地域の力を引き出し、ボランティアの力を活かすコーディネーションについて一緒に考えます。


【ファシリテーター】

長谷部 治さん(神戸市兵庫区社会福祉協議会 地域支援課長)

阪神・淡路大震災発生時に鹿児島からボランティアとして神戸へ。翌年長田区社協に採用。2007年に神戸市社協に転籍。各災害で災害ボラセンの運営支援者として住民主体の被災者支援活動を経験。入職以来、福祉教育・ボランティア学習やボラセンの担当をしていたが、現在はCSWとして『ひとりの人を救う経験を社会の仕組みに』といったスローガンの元、兵庫区社会福祉協議会で活動中。

【事例発表者】

菊池 亮さん(釜石市社会福祉協議会 地域福祉課長)

平成6年釜石市社会福祉協議会入職。介護保険制度の創設に伴い3事業所を設立。急激な人口減少社会にあった釜石市において、住民参加型在宅福祉サービス団体の立上げや、ご近所ヘルパーの養成等、住民主体の生活支援活動に取り組む。東日本大震災以降は、自身の「福祉観」・「地域観」を大きくかえた出来事。被災者支援活動全般に関わりながら、地域やご近所を基盤にしたコミュニティワークを実践し、持続可能な共生社会の実現に挑戦中。

 平井 良治さん(南房総市社会福祉協議会 主任自立相談支援員・CSW)

南房総市社会福祉協議会入職後、地域担当として地域の方々と一緒に地域ネットワークづくりに取り組んできました。平成27年度からは、生活困窮者自立支援制度の自立相談支援員として、生活困窮者の支援をしながら地域支援に取り組み、地域支援と個別支援の両側面から地域に係っています。そして、台風15号、台風19号、1025日豪雨災害では、災害ボランティアセンターを担当し、地域とボランティアのつなぎ役、地域と地域のつなぎ役、そして、人と人とのつなぎ役として今も地域の方とともに活動をしています。


[担当]

・赤間 篤(神奈川県社会福祉協議会)

・三田 響子(相模原市社会福祉協議会)

・平林 秀敏(川崎市社会福祉協議会)